専門疾患一覧
当科が専門とする疾患群です。現代医学の教科書には記載がありませんが、 サムライにとっては日常的な悩みです。どうかご安心ください。
刀による切傷・刺傷を中心とした症状群。創部の深さや角度により 「袈裟斬り型」「胴斬り型」「突き型」の3種に分類され、それぞれ異なる治療法を適用します。 当科では年間平均47件の治療実績があり、業界(?)最多を誇ります。
切腹を試みたが一命を取り留めた患者様が訴える後遺症群。 身体的な傷の治癒のみならず「なぜ失敗したのか」という精神的ダメージへのケアも重要です。 当院では身体治療と並行してカウンセリングを提供します。 ※「次こそは」というお気持ちにはカウンセリングで対応いたします。
兜の長時間着用による頭痛・めまい・頸部痛を主症状とする疾患群。 特に重量級の唐冠型兜(約4.5kg)を終日着用した場合、 頸椎への負担は相当なものとなります。「脱いだら負け」という武士の精神が 病態を悪化させるケースが多く見られます。休息の勧めが治療の第一歩です。
長期にわたる騎馬戦・行軍騎乗による腰椎・骨盤への慢性的な負荷によって生じる疾患。 重い甲冑を着用したまま馬に乗り続けた結果、腰椎分離症・坐骨神経痛を 合併することが多いです。「馬より先に腰が逝く」として当院で最も治療件数の多い疾患です。
忍者による奇襲・夜討ちを経験した後に発症する心的外傷後ストレス障害の武士特殊型。 「影が動くたびに手を刀に当てる」「人の気配がしない空間でパニックになる」「天井を警戒して眠れない」 などの症状が特徴的です。忍者の採用をお断りしている当院だからこそ、 安心してご受診いただける環境を整えております。
月代(さかやき:頭頂部の剃り込み)の過剰な維持管理と、 まげを結うための慢性的な牽引力による脱毛症。 「月代を剃り続けた結果、全頭に及ぶ脱毛へと進行した」という症例が 当院では計187例報告されています。現代のAGA治療薬と伝統的な ごま油頭皮マッサージの組み合わせが有効とされています。
刀を素手で掴む「白刃取り」の反復練習や実戦使用により生じる手指・手関節の腱鞘炎。 「掴んでいる間は良いが、放した瞬間に激痛が走る」という特徴的な症状があります。 一般的な腱鞘炎に加え、刃による細かい裂傷が腱鞘に入り込む合併症も多く見られます。 剣士への「白刃取りを諦めてください」という勧告は、多くの場合無視されます。
辞世の句(死に際に詠む和歌・俳句)を書き続けることによる 筆記姿勢起因性の頸部・肩甲部の筋緊張症。 「まだ死んでいないのに何度も辞世の句を書いている」という患者が 当科外来の18.3%を占めます。「辞世の句は一度だけにしてください」と 繰り返し注意しているにもかかわらず改善がみられない症例も多いです。
サムライ科 科長
宮本 刀彦
MIYAMOTO Katahiko, MD, PhD, Kendo 8-dan
宮本武蔵の第7代直系末裔。幼少期より剣術と医学を並行して修め、 国内外で唯一「医師免許」と「剣道八段」を同時取得した人物として知られています。
座右の銘は「二天一流の剣とメスは本質的に同じである」。 外来では必ず木刀を携帯しており、「患者を診る前に刀で気を測る」という 独自診察法で医学界から永遠に賛否両論を受け続けています。 著書に『現代武士の病院マナー』『刀傷外科学 第13版』など多数。
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